去年7月、福岡市で起きた金塊窃盗事件で、警察は、仲間の1人から現金を脅し取った恐喝の疑いで主犯格とみられる男を28日、再逮捕しました。
再逮捕されたのは、愛知県尾張旭市の会社役員、野口和樹容疑者(42)です。
警察によりますと、野口容疑者は去年12月ごろ、指定暴力団山口組弘道会系の暴力団幹部・林雅志容疑者(33)と共謀し、中垣龍一郎被告(40)から、現金500万円を脅し取った疑いが持たれています。
野口容疑者と中垣被告は、去年7月、福岡市で、およそ7億6000万円相当の金塊を盗んだとして逮捕・起訴されていて、事件後、犯行を周囲に話した中垣被告に対し野口容疑者が、「林容疑者が警察に黙っておいてやるから、口止め料として3000万円用意しろと言っている」などと脅したということです。
警察の調べに対し野口容疑者は、「そんなことは言っていない」と容疑を否認、林容疑者は認否を留保しているということです。
「暴力団事務所に家宅捜索に入ります」
警察は、28日午前、林容疑者が所属していた暴力団事務所を家宅捜索するなどして、容疑の裏づけを進めるとともに、盗んだ金塊などが暴力団の資金源になった可能性もあるとみて、事件の全容解明を進めています。
